舞い上がれ リップル 第二話 こんにちはリップル
この物語は…とある 天才美人女性エンジニアが 仮想通貨 の リップル XRP を購入し、億万長者になり、ドバイのタワーマンションを購入し、外国っぽくホームパーティーを開催しようとするが、友達が居なかったので 1 人でシャンパンを空けるまでの物語である。(つまり永久に終わらない)
あいは〜きせ〜き〜を〜しんじ〜るちか〜らよ〜♪
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暑くなり始めた 2017年7月のある日、CoinCheck から口座開設完了のハガキが届いた。
唐揚げをたくさん食べることができる仮想通貨の世界への招待状だ。
「入金しないとならないよね。」
私は、はやる心を抑えながらコンビニに向かい自転車を漕いだ。
「ターボ!」と叫び、立ち漕ぎに切り替え、オナラをするわけは無かった。
あの日と違い、私はもう大人なのだ。
コンビニに着くとまず確認する事がある。
それはファミチキの在庫確認である。
私はコンビニに入ると滲み出る汗もそのままにレジヨコのショーケースをキッと睨み付けた。
ファミチキの在庫が十分である事を確認すると、最高に気持ち悪い笑顔で店員に軽く会釈をした。感謝は大事なのである。
心なしか店員が怯えているように見えたのは暑さのせいだと思う事にした。
ATM をぎこちない手つきで操作し、3 万円の入金を終えると私は足早にレジに向かった。
そう、ファミチキを購入するのである。 店員さんにファミチキを注文し、意気揚々と帰宅した。
気分が浮きだっていたせいか「ターボ」の封印を解いたのを今でも覚えている。
初めて買う通貨はリップルと決めていた。
後輩はイーサリアムを薦めていたが、仮想通貨初心者の私からするとその価格は高いように見えた。
「なんかいっぱい買える!うっほほーい!」という理由で
リップル XRP を選択した。
ー リップルは 1 枚 17 円だった。
慣れない手つきで CoinCheckアプリから購入手続きを完了すると、得もいえぬ満足感が私を包んだ。
これで私も仮想通貨の世界の住人となったのだ。
一生唐揚げに困らないのだ。
リップルの購入を終えると私は冷えたファミチキを食し、お酒を飲み、いつもの雄叫びをあげた。
我に返り、ひとしきり泣いたあと、オフトゥンについた。
この 3 万円が後に富をもたらしてくれる。その時の私はそう信じていた。
ー 今思えばこれが私の運命を大きく変えたのである。そう、地獄の日々の始まりであった。
(つづく)
次のお話
😈さくらんぼん🍒地獄のポエムシリーズ👿
— Sakuranbon🍒鍋フルエンサー🍲リップラー®️ワンコ🐶押韻・作詩・画像/動画編集 (@sakuranbon50) 2021年9月8日
No.5 番外編 連続 Twitter 小説
「舞い上がれ リップル」第二話
リップルと私の歴史を小説風に書いてます。#明日の朝見たら死にたくなるやつ #このシリーズ投稿する時は動悸がヤバい#Twitterは勇気を試す場所 ☜ 過去の作品#リップル #XRP $XRP pic.twitter.com/Kh8WyVhlgf